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インターネットが私の世界

自分の人生で辿ってきた音楽を振り返ってみる

こんにちは。

今年で26歳になるのですが、カレコレ10年以上音楽を漁りに漁ってきた人生だなぁと感じるので備忘録+紹介を兼ねて書き綴りたいと思います。
私が物心つき始めた(音楽を本格的に漁り始めた)辺りから紹介します。

 

2012~13
これ以前は特に音楽に関して興味が無かった(雑にTVの流行歌やゲームの音楽を咀嚼していた)のですが、13年ごろ(当時中学生)に東方projectに大ハマりしてから楽曲を漁るクセというのが根付き始めたような気がします。

当時はミーハーだったので雑に人気のある原曲やアレンジを嗜んでいました(今でも東方関連の曲は素晴らしい出来だと思っていますが)。


同時期に、beatmaniaIIDXBMSにもハマり始めたので音ゲー曲も聞き始めてました。当時は年相応に高BPM、激しめの曲(所謂ボス曲)が好きだったのでDJ YOSHITAKARyu☆辺りが主軸だったと思います。

しかしながら、当時から逆張りっぽい性格だったので次第に古めの曲やアーティストも好くようになり、主にTaQ、dj nagureo関連の楽曲も漁っていました。

今思うと後年に続くテクノへのハマりの原点だったかもしれません。


また、当時は高速でメロディが奏でられる曲が好きだったのですが、この頃はそういった曲がそこそこ珍しかった(パッと出るのはSnow Goose、Light and Cyber...辺り? 今ならボルテにたくさんあると思う)ので難儀していました。

そんな中、BMSでxiを知り、嗜好とマッチしていたので彼の曲を漁るようになりました(元々はオワタツジンでFREEDOM DiVE↓を知っていたのでそこが原点ですが)。好きすぎてmuzie(もうない)まで行って携帯動画変換君かなんかでPSPで聴いていた記憶があります。HEAVEN’S GATEとかAscention to Heavenとかblue zenithとか好きだった気がします。


音ゲー曲はこの年から今に至るまでずっと聴いていると思います。漁り甲斐があるのと今でも活発なのが要因ですね。

 

2013~16
13年の9月にGTA5というゲームが発売されています。

私はこのゲームに約2500時間を費やすほどのめり込んでいたのですが、ゲームの中のラジオで流れる洋楽に興味を持ち、次第に80年代の洋楽にハマるようになりました。

当時ボーカル付きの曲をほとんど聴いていなかった私に対して素朴で力強く、名曲と謳われるような楽曲達は非常に新鮮で、次から次へと新たなアーティストや楽曲を漁りに行くのが心地よくて仕方ありませんでした。

ジャンルについては特に意識せずにざっくばらんに聴いていましたが、

ロック(Kenny Loggins、Queen、Gun N' Roses、Eagles、Chris Rea、Jefferson Airplane等)、

ポップ(A-ha、Modern Talking、Laura BraniganMichael Jackson等)、

プログレッシブ(The Alan Persons Project等)、

ディスコ(Max him、Dead or Alive、Michael Fortunati等)共々ざっくばらんに漁っていました。

漁れば漁るほど刺さる曲が見つかるような天国のような状態で、15~16年辺りの受験期の苦しい時期を乗り切る友であったと感じます。今は当時ほどは追っていませんがやはり聴くと心揺さぶられるものがありますね。


インストの方も上記ほどではありませんがGTA伝いで知ったアーティストから映画の主題歌等(crockett's theme、Chase(midnight train)、Axel F等)をよく聴いていました。音ゲー関連も聴いてなかったわけではありませんが古めのをちょいちょい探すくらいで熱心には追ってなかった気がします。

特にDnB系はGTA伝いで知ったOmni TrioのRenegade SnaresとThru the Vibe(2 on 1 mix)は好きでしたがそれ以上はハマりませんでした。あの曲に出会うまでは。

 

2016~18
16年の冬季、一番受験がエグい時期にthe prodigyのYour Loveという曲に出会ってから今後数年の自分のトレンドが変わった気がします。

prodigyと言えば有名なのはBREATHE、Firestarter辺りのボーカル絡みの力強いブレイクビーツだと思いますが、この曲は他とは一線を期すようなメロディアスなピアノ、DnB、レイブサウンドに加えて目が覚めるようなブレイクの展開で構成されており、かなり衝撃的だったのを覚えています。

これを機に一気に90年代のアンビエントテクノ・レイブ・DnB系にのめり込み、漁りまくっていました(17年初頭だとFuture sound of LondonのPapua New Guinea、Subliminal CutsのLe Voie Le Soleil、Bizzare inc.のPlaying with knives、New AtlanticのI Know辺りが特に好きだった)。

アンビエント系だと808 State等、DnB系だとLTJ Bukem、B-Complex等、テクノ系だとJeff MillsKen Ishiikraftwerk等をよく聞いていたと思います。

併せて、大学入学後に音ゲーに爆発的にハマったのもあって上記の類のような音ゲー曲を主にBMS中心に集めるようになりました。6yen、darkvirus、saikoro氏の曲が好みでした。

 

2018~21
この年度はジャンルの好みの変遷はあまりなかったと感じます。というのも、上記の音楽ジャンルの広がり具合があまりに大きく、もうただひたすらに年代物のインストの名曲を漁り続けていました。

上記で上げてないものだとトランス(Union Jack、Robert Miles、Chicane、Art of Trance等)にも手を出していましたね。
また、比較的新しめの曲・ジャンルにもちょいちょい手を出し、Chiptune(FearofDark、Dubmood、Lizardking等)、Synthwave(Miami nights 1984、Lazerhawk等)辺りも嗜んでいました。

そんな中で一際アイコニックだった曲がAphex TwinのVordhosbnという曲であり、これまでに無いような攻撃的かつ無骨なビートの魅力に取りつかれて、彼の曲を漁りまくっていました。と言うのも、Aphex TwinXtalのようなアンビエントからCome to Daddyのような超攻撃的なブレイクビーツまで書けるなんでも屋な気質があり、音楽ジャンルへの知見の広がりのキッカケや今日まで聴いている曲の主流となっていると感じます。

またもう一つ、リサフランク420/現代のコンピューというVaporwaveの超代表曲を知ったことで自身が退廃的/時代に遡行するような曲が好きなんだな~って改めて気づき、後年の曲漁りのテーマの一つとなっているかなとも思います。

 

2021~22
この辺りになると音楽の好みの地盤が相当固まってきており、全く新しいジャンルに手を出すことが少なくなっていました(後年ちょっとだけ改善するのですが)。

代わりに、今まで自分が聴いてきたものを復習するかのように色んなジャンルの有名曲を聴いていました。ジャンル雑多ですがディスコ(Kagami、ALEPH)、トランス(BT、Armin Van Buuren、Rene Et Gaston、Hybrid、Virtual Self)、新しいとこではクリックハウス(Akufen)、J-トランス(I’VE)辺りを聴いていました。

そんな中、新たなブレイクポイントとしてSewerslvtのMr. Kill myselfという曲がありました。これまでの自分の好みを踏襲するかのような壮大で陰惨なアンビエンスから繰り広げられる激しいDnB・ブレイクビーツが非常に好みにマッチしており、一層今後の自分のアシッド系、アングラ系の音楽への傾倒が強まったかなと感じます。

 

2022~24
そんな感じで私が辿ってきた音楽の嗜好ですが、最近になると曲漁りはやりつつも昔のように新しいジャンルに対しての出会いが無さすぎるのでは?と感じることがちょいちょい出てきました。

この年辺りになると自分がどんなタイプの音楽が好きか(メロディが聴きごたえがある、静と動のメリハリがついている、陰惨な雰囲気の方が好き)というのがハッキリ分かるようになっていたので、そういう特色を持ちつつサウンド的に新しいものを探すように努力しています(逆説的ですが、時代の新旧は問わないようにしてます。私にとって新しいかどうかなので)。

そこで最近気になっているのがクラシックです。元々音ゲーとかでもピアノソロ・ピアノ主体の曲が好き(メロディがなってないのものは嫌い)なので、一つの楽器に対して集中して聴ける音楽って面白いな~って感じながら漁っています。この前ピアノソロ・クラシックコンサートもノリで行ってみましたがとても良かったです。

あと、最近ではsovietwaveなる、ロシア語を主体としたビートも中々来ていると感じます。英語以外の言語は全くわからんのですが寧ろそういう部分にまだ知らない音楽シーンがあるのでは?とも感じるのでここからまた新たなブレイクポイントが生まれるのかもしれません。

 

まとめ

壮絶な自分語りになりました。

書いてて思ったのは、曲漁りのメリットとして一度好きになった曲・ジャンルは一生聴けるのが良いということです。直近でも中学生の時に聞いていた東方原曲を嗜んだり、そこから派生で旧作の曲を漁りに行って新たな発見があったというのもありましたし、一度好みのジャンルに出会えたらどんどん派生で好きなものが見つかる辺りが良いですね。

とは言っても、音楽ジャンル一つでもかなり広いので一つに絞って漁りまくるというのも面白いと思います。特にテクノ・DnB辺りは新旧問わずどんどん新しい発見があるのでやめられません。これからも沢山の曲を見つけていきたいところです。