のまとめです
上半期分を書いたと思ったらいつの間にか12月になっていた 早いもんである
Aphex Twin - CIRKLON3 [ Колхозная mix ]
毎年AFXは何かしらいい感じの曲がDigれてる気がします。
超シンプルなパターンにもかかわらず、うねるベースと氏特有のアンビエンスが飽きを感じさせない、心地よくも些かの不安を抱くようなテイストとなっていて好きです。同系統としては28 organ とかでしょうか。
Magnetic Family - Haze
重厚な4つ打ちテクノとアンビエンスの調和が素晴らしいです。MVの夜の都心部の情景を非常に正確に表していると言っても過言ではありません。終始一貫しているリズムに見せかけて所々サンプリングやアッパーなメロディが切り込んでくるのもFresh And Low - New Lifeを想起するような遊び心があって良いですね。
Manabu Namiki - Fly to the Leaden Sky
並木氏の曲はだいぶ昔からちょいちょい聴いていますがやはり良いですね。(恥ずかしながら今年知った...) この頃から一貫してメロディアスな楽曲を作り続けているのは本当にすごい。中盤くらいで急に3連符リズムになるのがツボ。
t.A.T.u. - All The Things She Said
古めの洋楽は高校生の時にコテコテになる程聴いたと思っていましたが久々に刺さりました。ひたすらリフレインされるall the thing said...のリリックはまさしくrunning through my head...となるというか、非常に印象深いです。芯の通った声やら中盤のベースソロやらアウトロのアンビエンスも全部好きです。
You Were There/ICO
元々BMSのアレンジのWe were thereが好きだったのですが、原曲はボーカル付きで意外でした。包み込むような囁き声とケルティック系の楽器の力強くも優しい音色が、ゲームのアートワークを正に体現しているような出来だと感じます。ゲームやった事ないけど
寺田 創一 / soichi terada - 殺人の時効は15年 acid face remix
今年一番良かった曲かも。音数を極限までそぎ落とし、ピアノ・アンビエンスを駆使したここまで透明感のあるDnBは今まで聴いたことがなかったので衝撃的でした。それについているリリックが殺人だの時効だの恐ろしすぎるのもツボです。所々謎にノイズがかったサンプリングが割り込んでくるのもより一層不気味であり、非常に美しいDnBサウンドとのギャップで言葉では表せない感情になりますね。
Denki Groove - Shangri-La
存在は知っていましたが謎に聴いたことが無かった曲です。上半期まとめでは電気グルーヴをちょいちょいpickupしたりと今年はかなり聴きましたが、それを踏まえてこの曲を聴くと本当に同じアーティスト??となりますね。ツボどころはラップ調のAメロからのサビのストリングスの壮大さ。
総括
最近は仕事中に適当にcompilatonを垂れ流すといった雑な音楽消費も多かったですが、それでも結構Digれたかなぁと思います。特に今年は和製テクノへの知見がかなり広がったかなぁと言った所感です。何だかんだ日本人なので和製テクノが肌に合いますね。(?)
いつもながらlisten2023 - YouTubeに今年Digった曲をまとめています。紹介しきれなかった曲も沢山あるので気になる人は是非。