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2023年上半期 良かった曲まとめ

の紹介です 今年もそこそこ捗った

 

電気グルーヴ 『Cafe de 鬼(顔と科学)』

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中々衝撃的な曲でした。ベースやドラム周りの音もそうなんですが、どういう脳みそしてたらそう繋がるんだ?ってくらいの前衛的な展開がさながら和製Out Of Spaceみを感じさせます。要所で挟まる日本っぽいサンプリングも尚更ですね。かなりやりたい放題やってるのに全体的なまとまりが何故か取れちゃってる辺りもニクく、リリックやMVとも併せて密の高い1曲だと感じます。今年はコレを起点に電気グルーヴにハマったような。

 

電気グルーヴ 『モノノケダンス

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上のふざけたやつ(褒めてる)とは打って変わって超正統派なテクノです。音自体はシンプルなエレクトロニカ・テクノながら妙にノリの良さを感じて心地よいのがどこか和製kraftwerkっぽさも感じます。4小節間隔で8分で刻まれるパーカッションが個人的にツボ。

KEN ISHII - Bells of New Life

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Ken Ishiiは2017年くらいから古めの曲をかなりガッツリ聴いていましたが、結構最近(2019年)に出していたコレがかなり刺さりました。音回りやらアンビエンスがどこか昔の曲をちらほら思い出させるな、といった雰囲気を醸し出しつつ全体的にはモダンなテイストに仕上がっておりある種の集大成に感じました。

 

Strings Of Life (Danny Krivit Re-Edit)

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そもそもDerrick MayStrings Of Lifeが人生top tier級に好きなのですが、このremixも凄まじいと感じました。重厚なハウスサウンドに仕上げつつ、原曲の持つどこか物憂げで壮大な雰囲気も共存していてとても好き。特にアルペジオから始まるピアノパートのメロディがとても手が込んでいて美しい。原曲のあの儚げで妖しい雰囲気をガラッと変えつつも正統派なミックスらしさもある傑作だと感じます。

 

Opus III - Hand In Hand (Looking For Sweet Inspiration)

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Opus IIIと言えばIt's A Fine Dayかなと思っていましたがコレも良かったです。この類の幻想的なatmosphere+全体的にやや音質が悪くてリバーブのかかった音回りは満遍なく刺さってると思います。(Papua New GuineaとかSunrainとか) 特にこのボーカルの人良いですよね、透き通った声がこういう世界観にはドンピシャだと思います。

 

Soichi Terada - Sumotorishu Ga Coming

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雑にムンベのcompilationを聴いてたら何だコレ?wってなった曲です。クリア且つ音数の少ないムンベに謎のドスコイ・演歌サンプリングが矢鱈切り込んでくるのが謎にツボりました。ピアノの彩り方も良い塩梅であり、クリア感により磨きがかかっているのが尚更魅力を増している要因じゃないかと思います。

 

BT & Paul van Dyk Featuring Jan Johnston - Sunblind

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そもそもBTのFlaming Juneがもう人生で一番って断言できるくらい好きなのですが、この曲が正にそれのスピリッツを引き継いでいるってくらいFlaming Juneで刺さりました。特にビッグネームのPaul van Dykやボーカルが加わったことでより新鮮な感覚で聴けて嬉しいです。特に4:30辺りとかもう確実にFlaming Juneリスペクトですよね、泣くでこんなん

 

IZMIZM ~  Delusion Formula

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いりす症候群!よりUSAGI注意のremixですね。バラード調だった原曲から一気にアッパーなサウンドに仕上がってますが、各々のメロディやリズムの遊ばせ方が非常に歯切れよく仕上がっています。特にメロディはかなり改造されてますがそれでもベースはUsagiNoteだな~って感じさせられてエモいですね。エレクトロニカの無骨さとアンビエンスの幻想感も不思議と波長が取れており、手の込んだremixだと感じます。

 

[KOTOKO] I pray to stop my cry

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とあるエロゲのED曲らしいです。あまり無かったようなスウィング系のトランスが聴いてて面白く、I'veのlow trance assemblyらしい重厚な音作りやKOTOKO氏の力強い歌声も相まって魅力的なサウンドに仕上がっていると思います。I'veはさよならを教えて ~comment te dire adieu~から入って今年からちょいちょい漁り始めましたがあまりに2000年代トランスの雰囲気を醸し出していて良いですね。

 

総括

今年も今年でイイ感じにdigれているな~とは思いますが、既に知っているアーティストの曲を再度漁りに行く、といった傾向が強いので23年後半はもうちょい新しいジャンルとか見つけに行きたいな~と思うとこもありますね。紹介しきれなかった曲は

listen2023 - YouTube にまとめていますので良ければどうぞ。