domain_80's

インターネットが私の世界

大学生活を顧みる

 おはようございます。本当に朝起きています。

 

 ものの数週間前に大学生活が終わってしまったわけですが、改めて4年間を振り返ると時間を無為に貪り、社会的に見たらなんの成果や地位も手にせずに幕を閉じたなぁと感じます。
しかしながら、怠惰な私にとってはその立場を上手く利用して甘い汁を吸い続けられたから正しかったと感じます。
だからこそ今から苦しむわけですが。

 

大学生の中で大学に意義を見出して進学した人は勿論いるでしょうが、私のようになんとなく進学した、ただ学歴が欲しかったという人も勿論いると思います。
後者の立場としては、寧ろ大学生になるという事は、大学生という立場を得るためにやっていることなんじゃないでしょうか。

 

 そういった人々に対して、大学生活を送る中で意義を見出すべきだ、とか学生の本分は ~と啓蒙する人もいるでしょうが、果たしてそう安々と自分の興味ある事象を見出せるでしょうか。
高校生の想像力で将来やりたいことや自信のある学術分野について明確な分析をすることは難しく、尚更進学校とかであれば周囲の雰囲気や教師の言葉に気圧されるがままに文理選択、大学受験を経てなんとなく大学に進学するケースも少なからずあるでしょう。自分がそうでした。
そうなると、必修科目の存在によりとりわけ融通の利きづらい大学の講義は心底つまらなく、自分の興味ある分野に手を付けられない以上、一番の目的は大学を卒業することになってしまいました。

 

そうなった以上、死ぬほど面白くない講義の合間で何をするべきか、と問われたら「死ぬほど遊び惚ける」のに努めるのが最善だと考えて4年間を貪ってきました。
ここまでつらいだとつまらないだの書いてますが、それ以上に大学生は人生で一番気楽で暇な立場と断言できます。
その黄金の期間にやらなければならないことは本当の本当に最低限だけ済ませて、後の全てを惰性と趣味に費やしてきた生活だったなぁと感じます。
実際、私の最終成績はほぼ単位がギリギリで、成績も下から数えてすぐ出てくる程度だと推測しています。
しかしながら、前述の持論を踏まえるとほぼ理想的に大学生という立場「だけ」を利用して、甘えられた期間だったなぁと思うし、学問に対する向き合い方とそれについてきた結果も妥当だろうというところです。いい時期でした。

 

 こんな思想を垂れ流す人間から聞きたいことも無いでしょうが、私と似通った考えをお持ちの新大学生や高校生がいたら、是非とも大学生という立場だけに甘んじて人生という名の惰性を貪ってください。
卒業だけするための必要最低限のことだけを出来るだけ嫌がりつつなんとかして、同じ考えを持つ人間同士で遊びかまけるだけのことが、無為に大学を過ごす者にとって最高の方法です。