前置きは省いて綴りたい事から先に。
近年のインターネットがバカです。
バカって何かというと
欲しい情報が手に入りにくいんですよね。
ネットを触り始めて15年くらいにはなりますが、従来より100%通じる策として知られてきた「分からなかったら即検索」がここ最近通じなくなってきてます。
特にメジャーなコンテンツや流行りのものを検索した時が酷いです。10年代後期辺りから台頭してきた所謂「いかがでしたか?」系のゴシップブログ、まあ端的に言うとバカ向けの情報量スッカスカのサイトがヒットしまくって頭が痛いです。
やたら多い空白スペース、必要以上に多すぎる広告量、ページ下部に雀の涙程度しかないインフォーメーション、と言いアクセスしてしまった時の虚無感と殺意は計り知れません。広告収入を与えたくない。アクセス数を稼がせたくない。腹立たしい。
何でこんなにバカなサイトが増えたんでしょうか。
答えは簡単です。
インターネットが多数のバカにも触れやすい物となったからです。
従来のインターネットはPCによる通信が主であり、(そこまで難しくはないとはいえ)運用方法や機器の入手などの観点より、インターネットにアクセスできる人間が限られて多少のレベルの高さを保っていたと言えるでしょう。
ところが、2010年以降スマホというデバイスが台頭してきました。今や持ってない人間はいないとも言えるでしょう。これにより時代は誰もかしもがインターネットに気軽にアクセスできる方向へとすっかり移行してしまいました。
そうなる事でバカが気軽にインターネットにアクセスできるようになってしまいました。バカは複雑な事象を嫌います。原稿用紙1枚分以上の文字数を忌み嫌い、挙句には頭の良い人間はバカにも分かりやすく説明できると言い出します。知らんわ。
こうしてバカがインターネットに溢れた結果、インターネットがバカに寄せるようになりました。それが前述のクソブログの台頭と結論付けられるでしょう。
こうして、インターネットがバカになった結果困ってしまった人間、殺意を抱く人間がちらほら散見されます。
そういった人間はバカではないのでバカのサイトを鵜呑みにする事はないとは思いますが、めんどくさいと思います。めんどくさいですね。どうしようもないので賢く検索しましょう。
~終~